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 ニューヨーク

 ラスベガス

 

TEXAS
The lone star state

 

ESL時代

構、人種差別ってあるのかなー、と覚悟していきました。
サンフランシスコでの悔しかった思い出もあるし、いや〜…今思えば、当時の納波は気合入ってましたねぇ。 そこらの、遊びに来た日本人とは違うんだっ、というね、なんかこう、 肩で風切るようなね。(^^;
初日のオリエンテーションで、まあ予想通り日本人が一番多かったんだけど(それでも4,5人)、みんなキョトキョトしてて、先生の言うこともあまり解ってなさそうだし、「私が一番できるな」と思ったわけよ。嫌な奴だなぁ〜。。。もう日本人はシカトね、シカト。
お昼食べる時とかも、さっさと違う国の子達と行っちゃってね。
また、他の国の子といたって、かなり態度でかいし、大いばりでリーダー気取りだったのよ。
普段は全然そんなこと無かったんだけど、なんかこの時はやたら気持ちが前ノメリだったんだよな。とにかく見下されるのが絶対イヤで。
でもね、そんな気合入れる必要全然なかったのよ、テキサスは。
みんなの〜んびりしてて、陽気で、それは南米からの留学生が多かったこともあるんだけど、なんかトゲトゲしてるのがアホらしくなってきてね、だんだん抜けてったね。

場のロデオを見に行ったんだけど、屋内の、専用の競技場みたいなとこがあるのね。
全米から出場者が集まってきてて、放送で「○○州、○○ファーム所属〜」みたいにして出てくるの。

 

競技はいろいろあって、さすがに乗馬の障害みたのは無いけど、例えば子牛がバーっと走り出して、それを馬で追っかけて投げ縄で捕まえるまでのタイムを競ったり、中には一般参加の、「にわとり、素手で何匹捕まえられるか競争」みたいのとかね。 結構おもしろかった。
やっぱりメインはロデオなんだけど、馬のロデオ、子牛のロデオ、そしてトリはブル(大人の牛)ロデオ、と、3種類あった。 ブルは思った以上にデカかったね。 

ォートワース・ダウンタウンでは、毎年馬のパレードがある。
これまたテキサスのイメージそのまんまだね。 結構都会なんだけどねー、どっから集まってくるんだろう。とにかく、メインストリートを延々いろんな馬が通る。
馬車も、ゴテゴテといろんなデコレーションがされていて、山車みたいだね。

 


これがね、パレードが進むにつれて、道路が馬の糞だらけになるのよ〜。
とにかくすごい数だからさ、糞もハンパじゃないんだよね。 それをまた馬車とかが引きずりまわすという。。。
でね、途中で青年団みたいな人達がパレードの「見せ物」として、スコップで掃除しながら歩くの。お互い引っ掛け合ったりとかしながらね、一応見せ物だから。

 

キサスは、アラスカに次いで、USで2番目に大きな州。
街から街までの距離も結構あるから、距離感が普通の人とは、特に日本人とはだいぶ違います。
「すぐ近く」が高速道路で1時間とかだからね。 仮に65マイルで走ったとして、軽く100kmはあるね。
日本じゃ、どこまで行っちゃうんだ? って距離だけどね。(^^;

が無いと買い物にも行けなくて、だいたい学校内で遊ぶしかないんだけど、
やっぱ寮生活だから、友達といれば時間は過ぎていく。
何をして遊んでいたかというと、大学のバスケの試合を、よくみんなで応援に行った。
寮は大学の敷地内にあるし、大学自体小さかったので、5分も歩けばジムに行けた。

 

ビーチバレーとかね。 ビーチは無いんだけど、砂場があって、そこにネットが張ってあった。
寮のロビーにビリヤード台があって、25¢くらいでレンタルできた。
結構ハマったね。 PCルームにソリティアやりに行ったりね。 
ひまだなぁ〜。語学だけって楽よね、やっぱ。 宿題全部やっても、まだまだひまだもん。

ジムにはいわゆるトレーニングジム? ウェイトトレーニングするとこがあって、
学生証を見せれば無料で使えたから、よく行ってたね。 とは言っても、かなり安っちい感じよ。方位磁針みたいなメーターがついた(しかも壊れてる)自転車、ダンベル(重過ぎてできない)、ランニングマシーンは自分で走らないとベルトが動かないし、腹筋マシーンは板にマットがついてるだけだからね。(それ、マシーンじゃないし)それをお好みの角度に立てかけて、勝手に腹筋しろという。(T_T)
ジム特有のガッチャンガッチャンって音は、あまりしなかったね。
その後はプール。 
ちゃんと室内に50mプールがあったんだけど、水中ではスキューバの訓練をしていた。
人の真上を泳いでいくのはちょっと恥ずかしい…。

内でも月1くらいでイベントがあって、カジノ・ナイトは非常に勉強になりました。
招待したディーラーのみなさんは、殆どおじいちゃん・おばあちゃんだったので、
引退した人達のサークルがあるのかな?
その人達が、実際にカジノをやりながらルールやマナーを教えてくれるの。
ブラックジャックとダイスかなんかで、私はブラックジャックを選んだんだけど、
「カードの端で机をこする」=「もう1枚」の合図なんて、ぜーんぜん知らなかった。 かっこいいね。実際の金銭はいっさい絡まず、教わる為の時間だから、かなり細かくアドバイスしてもらった。あんまよくわかんなかったけど。(暗算苦手なの;;)
一応景品が出るんで、みんなチップを稼ごうと一生懸命だったんだけど、なんと留学生チーム、トップ総なめ! みんな訳もわからず「バンザイ三唱」させられてました。(^^;

の大学は、黒人ばかりのコミュニティーのど真ん中にあって、つまり貧乏地域で治安が悪かった。
夕方〜夜遅くまで、近所の黒人の子供が勝手に入り込んで遊んでいるんだけど、
この、遊び方ってゆーのがさぁ、私の知ってる東京の小学生とは、もうぜんっぜん違うわけよ。野生だね、野生。 
登場はこれぞ「チャリンコ暴走族」なんだけど、学校って基本的に芝生だから、ふさふさした芝生の上を、あんだけのスピードで走り抜けるってところが、すでにタダモノじゃない。
で、意味もなく木登りをしたり、壁を這い上がったり、積み上げてある材木のてっぺんまで行ったり……お前ら、登ってばっかかい!みたいな。
たぶんまだ10歳にもならないような子供達なんだけど、筋肉のつき方が、もう大人だからね。でき上がっちゃってるから。 ホーントに。
毎日こんな遊び方して育ったら、そりゃームキムキになるわな〜。

キサスでは、夏になってくると9時くらいにようやく日が落ちてくるんだけど、ある日、
留学生仲間でビーチバレーやってたのね。 もうとっぷり日が暮れて、「そろそろ終わるか」
と言ってたところへ、「チャリンコ暴走族」参上!
どうやら一緒にやりたいらしい。 子供がこんな夜遅くまでフラフラしてていいのか??
でもね、バレーボールなんて、やったことも無いらしいのよ。
しょうがないってんで、子供好きらしい友人M君が、バク転してみせたのね。
そしたら「俺もできるぜぃっ」とか言い出して、3人でパカパカ回りだしたのよ!
これがまた、デキナイのよっ!! ゴッチンゴッチン頭ぶつけちゃって、それでも「見て見て」って「バク宙もできるぜいっ」ってやるの。でも出来ないの。 もう危なっかしくて、すごい無邪気でかわいいな〜と思ったんだけど、ちょっとおバカさん?この子達…;;
1人成功すると、他の子もムキになってやりだすから終わらなくて。
相手は全員外人の集団なんだけどね、その子達にしたら、遊んでくれるお兄さん・お姉さんなんだね、きっと。
「M〜、お前が責任とれ」という事になって、置いて帰ってきちゃった。(^^;